【ロンドンから日帰り】ウィンザー城へ行こう!

ロンドン郊外ガイド

ウィンザー城は、ロンドンから西へ34㎞ほど離れたところにあり、ロンドン滞在中に日帰りで行けます。

この城は、11世紀に建てられたイギリス君主の公邸の1つで、現在もエリザベス女王が週末を過ごす場所でもあります。

ウィンザー城への行き方

ロンドンの中心から約1時間で到着することのできるウィンザー城。

電車の場合の最寄り駅は、ウィンザー&イートン・リバーサイド駅(Windsor&Eton Riverside)か、ウィンザー&イートン・セントラル駅(Windsor and Eton Central)になります。

  • ロンドンのウォータールー駅(Waterloo駅)から乗り換えなしで、ウィンザー&イートン・リバーサイド駅(Windsor and Eton Riverside)まで約50分
  • ロンドンのパディントン駅(Paddington)から、スラウ駅(Slough)で乗り換えて、ウィンザー&イートン・セントラル駅(Windsor and Eton Central)まで約35~50分

バスの場合は、「National Express」という高速バス会社がビクトリア・コーチ・ステーション(Victoria Coach Station)から1日約5本ほど運行しており、所要時間は約1時間30分です。

バスと電車どちらも値段がそれほど変わらず、時間が短いので私は電車がおすすめです。

ウィンザー城のみどころ

ウィンザー城の入場券は事前にオンライン購入しましょう。

現地でチケットを購入する場合、特に夏などのハイシーズンには、チケット購入の列に並んでかなり待たなければいけません。

エントランスを入ると日本語の音声ガイドの貸し出し(無料)があるので、借りていくとよいでしょう。

ラウンド・タワー

ウィンザー城の中心にある丘にそびえるように立つ砦が「ラウンド・タワー」です。

ヘンリー2世が12世紀後半に建設した塔の基礎部分を改築したもので、歴史的にも重要な建築物の一つです。

女王がウィンザー城に滞在している時には、ラウンド・タワーの頂上に王室の旗が掲げられます。

ランド・タワーの下には庭園が広がっています。

ステート・アパートメント

ステート・アパートメントは、現在も実際に英国王室が利用している居住エリアとなっていて、女王が不在の時だけ一般公開されています。 英国王室らしく、館内は豪華絢爛で廊下、壁、天井などいたるところに繊細な装飾を見ることができ、国賓が来た際の迎賓館として利用されることもあります。

内部は写真撮影禁止となっており、それでも写真を撮ろうする観光客がいたのですが、警備員がすごい勢いで駆けつけてきてやめさせていました。

聖ジョージ礼拝堂(St George’s Chapel)

ウィンザー城の敷地内にあるセント・ジョージ礼拝堂は、イングランドのゴシック建築の最高例の1つです。

現在の礼拝堂の建設は、エドワード4世の治世下で1475年に始まりました。
チャペル内にはヘンリー8世含む歴代君主の墓があるということで観ると、礼拝するところのすぐ脇に棺らしきものがありました。
このチャペルで2018年にヘンリー王子とメーガン妃の結婚式も行われました。
その時、インターネットで式の様子を観ていたのですが、新緑美しい城下町をヘンリー王子夫妻が馬車に乗って、パレードする様子がとても印象に残っています。

 

出口側です。ここは要塞感がありますね。

 

ロング・ウォークからの眺め

ウィンザー城と言えば、城の門からまっすぐ伸びた道(ロング・ウォーク)と広大な芝生の写真が印象的です。

お城の見学が終わったら、城壁沿いに南側へ数分進むとロング・ウォークがあります。

その長さは、城の門からジョージ3世の像(銅馬)まで、約2.6マイル(約4km)あります。

足に自信がある方はぜひ像のある丘まで行ってみて下さい。

お城を少し離れて周囲の景色と一緒に眺めるのも、素敵だと思います。

ウィンザー城の周辺を散策しよう

ウィンザー城に来たら、城下町も散歩してみましょう。ショッピング通りや公園(アレクサンドラ・パーク)には、観光客だけでなく地元の人でも賑わっています。

この川はテムズ川の支流ですが、ロンドンのテムズ川より水質がきれいで、白鳥がたくさんいます。

ウィンザー&イートン・セントラル駅の前です。レストラン、カフェ、アパレルショップなどが立ち並んでいます。

街全体はそれほど広くないので、今回ご紹介したところはすべて徒歩で回れます。

まだ行ったことない方は、この歴史あるお城の街をぜひぜひ訪れて下さいね。

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