ハイドパークはロンドン中心部で最大の緑豊かな公園です。
隣接するケンジントンガーデンズをあわせると、サイズや位置づけ的にニューヨークのセントラルパークと同等といえます。
ロンドナーたちが散歩したり、子供たちとピクニックしたり、スポーツしたり、思い思いに過ごしている場所です。
ハイドパークの最寄り駅
ハイドパークの地下鉄の最寄り駅は、
・ハイドパークコーナー(Hyde Park Corner・ピカデリー線)
・ナイツブリッジ(Knightsbridge・ピカデリー線)
・クイーンズウェイ(Queensway・セントラル線)
・ランカスターゲート(Lancaster Gate・セントラル線)
・マーブルアーチ(Marble Arch・セントラル線/ジュビリー線)
といくつもあります。
街の中心にありながら、広大な面積があり、中に入ると芝生と庭と湖の緑に囲まれた森のような公園です。
ウェリントンアーチ側から入る
今回、ハイドパークと隣にあるグリーンパークの間に赤い2階建てデッカーバスがひっきりなしに行きかう交差点があり、そこに「ウェリントンアーチ」という凱旋門があります。
このハイドパークコーナーにあるウェリントンアーチからスタートします。
ここからハイドパークに入ると、すぐ「ローズガーデン」があります。
この日は9月初旬でロンドンでは初秋だったので、バラは終わりかけなのですが、まだ少し咲いていました。
他の花はまだまだ咲いていました。
ガーデニングの好きな方には、植え方や花の組み合わせなどが参考になるかと思います。
家族連れが多く子どもたちが駆け回ってます。
サーペンタイン湖(Serpentine Lake)周辺を散策
ハイドパークの中央に横たわるサーペンタイン湖。
そのほとりに湖を一望できるカフェやレストランがあり、暖かい時期はオープンテラスが非常に賑わっています。
どのテーブルでも楽しそうなおしゃべりが弾んでいるようです。
カモ、白鳥、ハトなどの鳥がたくさんいます。足漕ぎのレンタルボートも家族連れに大人気。
湖を対岸までぐるっと行ったところに「サーペンタイン・サックラー・ギャラリー(Serpentine Sackler Gallery)」があります。これは古い弾薬庫だったのを有名な建築家ザハ・ハディド氏の設計により増改築させ、ギャラリー、レストラン、ソーシャル・スペースにしたものです。
ギャラリーには、期間毎に現代アートの芸術家の作品が展示され無料で観ることができます。
ハイド・パーク散策の際には、ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
午後湖の対岸を歩くと、ちょうど水面に陽が反射して美しいです。
ロンドンの市民ランナーたちの聖地となっているここハイド・パークですが、
特にサーペンタイン湖の周りは、時間を問わず常にランナーたちが行き来しています。
確かにこんな美しい緑の公園をランニングしたら、気分もすっきりしますよね。
ハイドパークとケンジントンガーデンズは隣接しているので、合わせるととっても広く、1日で端から端まで歩くのはおすすめしません。というか、かなり時間もかかり足が棒になります。
ガーデンを観たり池の周りで写真を撮ったりしながら、ぶらぶらとお散歩するのが良いかと思います。
もし、公園をぐるっと一周回ってみたいのなら、レンタサイクルもできますよ。
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