トラファルガー広場は、1805年のトラファルガーの海戦を勝利して造られた広場で、ネルソン提督がナポレオンのフランス・スペイン連合艦隊を破りイギリスを救ったという歴史のある場所です。
広場の北はナショナル・ギャラリーとナショナル・ポートレート・ギャラリーがあり、広場には平日から多くの観光客が訪れています。
トラファルガー広場(Trafalgar Square)への行き方
トラファルガー広場は、地下鉄の「チャリング クロス駅(Charing Cross)」出口すぐのところにあります。
ピカデリー・サーカス、ビッグベン、バッキンガム宮殿などの主要な観光スポットからも徒歩圏内ですので、都合に合わせて色々とルートを組むことができます。
トラファルガー広場(The Trafalgar Square)の見どころ
トラファルガー広場では、天気の良い日は多くの観光客が、休憩したりランチをとったりしています。
巨大な広場なので人が多くても、それほどひしめき合っている感じではありません。
広場には円柱型のネルソン提督の記念碑、日本橋三越のライオン像のモデルとなったライオン像、左右一対の噴水などあり、観光客はそれぞれに気に入った角度から写真を撮っていました。
どこを切り取っても絵になります。
ナショナル・ギャラリー(The National Gallery)へ行こう
トラファルガー広場を見学したら、ナショナル・ギャラリーに行くのをお勧めします。
メインのエントランスは広場から向かって左側にある「the Sainsbury Wing」です。
こちらから入ると見学しやすいですよ。
ラファエロやゴッホといった有名な画家の作品が多数展示されており、無料で見学できます。
写真撮影もOKです。
もちろんトイレも借りられます(ロンドン市内は観光客が使えるトイレが少ないので、博物館やデパートなどは貴重なトイレスポットです)。
ナショナル・ギャラリーのウェブページでは所蔵作品やアーティストの紹介がされています。
作品数が多いので、事前に興味のある作品を決めて観覧しても良いかと思います。
ナショナル・ギャラリー(英語サイト)
ビックベンまでも歩いて行ける
歩くのが苦でない方は、そのままビックベンまで歩いて行かれるのをお勧めします。
トラファルガー広場からビッグベンへの道沿いには、ルーベンスの天井画のある「バンケット・ハウス」「近衛兵隊博物館」「チャーチル博物館・内閣戦時執務室」などがあります。
時間に余裕があればこれらを見学してもいいですね。
またここには、各省庁の建物や内閣府があり、イギリスの首相官邸(ダウニング街10番地)もあります。イギリスの首相がドアの前で報道陣に向かって演説をしているのを時々テレビでみかけませんか。
Secretary Pompeo Meets With Prime Minister May by U.S. Department of State from United States – Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.
以前から、なぜ英国首相はあのドアの前で話すのかと不思議でした。
「10」とだけ書かれたドアが首相官邸の入り口なんて不思議ですね。
ちなみにこの通りはセキュリティー万全のようです。通りの入り口の門は関係者が通る時しか開けず、常時警察官が警備しています。
日本の首相官邸や省庁の建物とかなり違ってて面白いですね。
トラファルガー広場周辺にご興味を持った方は、ぜひその周辺スポットをいろいろ探索してみて下さいね。
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